北イングランドから こんにちわ

北イングランドに暮らし始めて早や18年目。未だに不思議な事が多いこの地での生活もよう、飼い始めた柴犬とのゆっくりした暮らしぶりをお伝えします。

Entries

日本滞在記 その7、そしてEU Referendum




皆さんももうご存知の通り、英国は大変な事になっています。
日本国籍である私は投票権がありませんでしたが、EU離脱という結果を受けて、ポンドが下落、政治的な先行き不透明も人々に不安を与えています。

デビットキャメロン首相は、早々に辞意を表明しましたが、この人は昨年行われたインタビューで、もし次の任期に当選しても、首相を継続するつもりはない、と答えていたので、特に今回のEU離脱という彼の主張と反する結果が出た状況をみると、辞意表明は妥当だなと思われます。

今回の投票結果は、イギリスの隠れた闇の部分が顕著に現れたかな、と思います。

今回のReferendumの議題というか、争点は大きく二つ。
離脱した場合の経済に及ぼす影響と残留した場合の移民政策。

よくイギリスは未だに階級社会といいますが、本当にその通りで、今回の投票も、富裕層と労働者階級で真っ向からぶつかりました。
ベッカムやハリポタの作者が残留を支持しているとかいろいろな報道がありましたが、正直言って、彼らのようないわゆるセレブは、英国がEUに残留しようが離脱しようが、実際の彼らの裕福な暮らしにはさしたる影響はなく、そういう意味では、メディアがそれぞれ残留、離脱を支持するセレブを利用しながら、双方の民衆を煽っているようでした。

そして、二番目は世代別のEUに対する理解です。
40代後半以降の世代は、EUがなかった時代、またはEUが前身のECだった時代を知っており、ただそれの時期に戻るだけだ、英国が英国らしさを取り戻すのだ、という安易な考えが働いていたようです。
一方、若い世代の人達は、EUが提唱する<自由>(国境のボーダーがなく、貿易においては単一市場。)に生まれた時から接しており、それが失われるという事の不安と恐れがありました。

最後は、地域別によるEUへの反感度です。
イギリスは、ロンドンを始め南が裕福で、私達が住む(笑)北イングランドはいわゆる労働者階級の貧しい地域という位置づけになっています。
今回の投票でも、それがくっきりと現れました。
ドンカスターなどからスコットランド手前までの以北地域では、離脱派が多勢でした。
(少し南でも、リンカンシャーなどの農業地域も離脱派一色でした。)

ただ、北部でも、リーズやヨーク、マンチェスター、ニューキャッスルなどの大都市、そしてハロゲート(この街は、ここ何年間、イギリスで一番住みたい街、住んでいる人の幸福度が高い街でだんとつ一番に輝いています。)などの富裕地域では、残留派が多勢でした。

貧困者層は、EUの本部があるベルギーの官僚主義、官僚たちの高額報酬などに対する反感、そして最も多くの不満は、EUの移民政策が後手にまわっている事への怒りにも似た感情があったようです。

とにかく、出た結果は結果として、一日も早く事態の収束をと私などは思いますが、それとは反対に、スコットランドのニコラスタージョン首相(個人的に、どうもこの人は好きになれません。)(笑)は、スコットランドの英連邦からの独立のためのReferendumを再度行う旨を発表しました。

また、英連邦の一つである北アイルランドも残留派が多数を占めましたが、こちらは今すぐの独立Referendum(英連邦から独立し、アイルランド共和国に属する。)はないと言っています。

もっとも、北アイルランドが残留に動いたのは、スコットランドとは少し理由が違って、長年にわたるプロテスタントとカトリックとの間の争いで、EU離脱となると、北アイルランドとアイルランドとの間に国境が出来、離れ離れになっている家族、親族を今までのように訪れる事が出来なくなる、というのが主な理由のようです。

いずれにせよ、こういう時にしっかりとしたリーダーシップをバシッととれる政治家がいないのは、どこの国も同じ、という事でしょうか。。。

個人的な意見を言えば、EUがECとして、経済のみの統合を目指している時は良かったのだと思います。
が、それが、政治も何もかも一つになって、となると、その理想にまだ人類が精神的に追いつけていないのでは、と思います。


**
お堅い話はおいておき、日本滞在記の続きです。

今までDaddioと日本へ行っても、私のホームタウンから近いという事で、本格的な東京観光をした事がありませんでした。

なので、今回はTDLの近くにあるホテルに三泊。
このホテル滞在は、友人からのプレゼント。

ホテルの中はこんな感じ。

IMG_0150[1]_convert_20160614203003




まだイースターが終わったばかりということで、こんな飾りつけもありました。

IMG_0029[1]_convert_20160612194015




新幹線での旅の疲れをとるために、初日の夜は、夕飯を済ませ早々に眠りにつきました。

翌日向かった先は。。。

IMG_0147[1]_convert_20160614202904



そう、スカイツリーです。
私は前回に訪れたので二回目でしたが、Daddioは初めて。私も展望台に上るのは初めてでした。

すこし霞がかかっていましたが、展望台からの眺めはやっぱりすごい。

IMG_0089[1]_convert_20160614203833





でも、下を見ると、こんな感じ。(ヒェ~)

IMG_0087[1]_convert_20160614203730




一部床が強化ガラスになっていて、その上に立つ事が出来ます。

IMG_0092[1]_convert_20160614204007




隅田川も一望。
次回は花火の時期に訪れたいな、なんてDaddioと話していました。

IMG_0080[1]_convert_20160614203613




中でランチをし、ソラマチで買い物をし、外に出てきて、タワー全体を下からパチリ。

IMG_0098[1]_convert_20160610192829_convert_20160610193135r

ちなみに、こんなに近くから撮ったので、Daddioは地面に寝転んでの撮影でした。(笑)



私も同じく寝転んでDaddioをパチリ。

IMG_0100[1]_convert_20160610193035_convert_20160610193227



本当は浅草へも足をのばしたかったのですが、この日の朝はさすがに疲れがでたのか、遅い出発だったので、時間切れ。
Daddioは日本を一番最初に訪れた時に、私なしで浅草を訪れているので、まあいいか、と。


この夜は、素敵なプレゼントをしてくれた友人夫婦を、私達がしょくじに招待。
彼らは、日本へ一時帰国する度に、出迎え、見送ってくれたり、いる間もいつも何かしら面倒をみて(笑)くれるありがたい友人です。

IMG_0108[1]_convert_20160610194002r



この日は、彼らの娘さんとその友達も一緒だったのですが、彼女たちは自分たちの英語をDaddioに通じるかどうか試したくてしかたがない様子。

私と友人夫婦のでは恥ずかしがっていましたが、移動時、Daddio一人になると、色々と話しているようで、時々笑い声も聞こえてきました。

知らぬ間に彼女たちに連れられて。。。

IMG_0117[1]_convert_20160610194243r

プリクラ撮ってるし。。。(笑)


そんなこんなで楽しい時間を過ごしました。

次回、ラストに続きます。

**
庭のカンパニュラ。

DSC09139_convert_20160619201935.jpg




鈴なりに咲いています。

DSC09141_convert_20160619201920.jpg



週末も今週も、お天気はさほどぱっとしない北イングランド。
今週はお仕事も終わり、ゆっくり出来そうなので、ペンキ塗りなどDIYに勤しもうかと思っています。

日本は暑いようですが、皆さんも夏バテせず楽しい一週間をお過ごしください。
スポンサーサイト

Comment

NoTitle 

こんにちは~。スカイツリーへ行かれたんですね~。
一度は見ておきたい高い風景ですよね~。

イギリスのEU離脱は日本でも連日報道されてます。
日本への影響は経済面であるとかないとか・・。

最近、日本でも移民なのか不法滞在なのか、
よく分からない中東・アジア系の人たちが、
私の住む町でも気が付くと群れで住んでいたりします。

仕事柄かかわることが多いのですが、
彼らの宗教が関係してるせいで、
乳児のミルクが日本では一般的には、
手に入らず苦情を言われたりしてます。

宗教の難しさを実感してます。
今までの日本にはなかったジレンマのような。。。

カトリックとプロテスタントでも考えが違いますよね。。。

日本は宗教とモノづくり・経済活動を
全く切り離してここまできたように思います。
これから大きな課題を突き付けられてくる感じです。


同じ人間であることに人種は関係ないと思うのですが、
宗教を信じる思いとか、
生活の縦社会へのこだわりとか、
積み重ねてきた歴史が長ければ長いほど、
難しいものかもしれませんね。。。

いい方向にいくよう日々の生活を丹念にしていきたいですね。

  • posted by BB珈琲たいむ 
  • URL 
  • 2016.06/28 09:48分 
  • [Edit]
  • [Res]

BB珈琲たいむさんへ 

はい、スカイツリー行きました。

前回一人での一時帰国の際、いとこと訪れたのですが、あまりの人の多さに展望台はのぼらずでした。

イギリスのEU離脱は、毎日トップニュースです。
経済への影響よりも増え続ける英国内の移民を懸念する声が勝ったという事なのでしょうが、正直ここまで経済的影響があるとは思わず、離脱に投票した人も多いようです。

日本は移民入国がかなり厳しいと聞きますので、不法ではないと思いますが、働いているんかい?って思う時はありますよね。
日本人は無宗教とはよく言われますが、立ち入っていい場合とそうでない場合とありますし、考え方やもののとらえ方が宗教によって根本から違う場合もあります。

人種、宗教、社会の階級などなど、イギリスにいるとその難しさを感じる事しきりです。

BB珈琲たいむさんのおっしゃる通り、そのような中で、自分なりにまずは一日一日を大切に生きていく、という事でしょうか。☆
  • posted by ブルーベリー 
  • URL 
  • 2016.07/01 20:09分 
  • [Edit]
  • [Res]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

ブルーベリー

Author:ブルーベリー
寒さ厳しい北イングランドに、イギリス人の旦那さんと柴犬と暮らしています。まったりとした日々を送っていましたが、2012年2月22日、柴犬ファビオが2歳半で糖尿病の宣告を受けました。現在はそのショックからもどうにか立ち直り、日々家族3人で頑張っています。
ファビオの病状経過なども含め、日々の暮らしを綴っていこうと思っています。

旦那さん(通称:daddio):柴犬を見た事も名前を聞いた事もなかった典型的イギリス人。今ではmammioよりも柴犬ファビオを優先?!するくらいの可愛がりよう。

ブルーベリー(通称:mammio):日々、ファビオとリーダーの座を争っている。たまにホームシックになる事もあるけど、旦那さんの愛情とファビオからの癒しで救われている日々。

柴犬ファビオ:2009年7月23日生まれの雄。 名付け親はdaddio。(元イングランドサッカーチームの監督の名前から。響きがいいからとの理由。)2012年2月22日、2歳半で突然の糖尿病宣告を受け、現在は一日に二回のインシュリン注射を行っている。
やんちゃな性格ぶりと癒し効果は変わらず。犬よりも人、特にマッチョなビルダー系が好き。

最新記事

ファビオ まちゅげ隊加入

マロンとライムの柴犬親子日記みぃさんプロデュース、まちゅげ隊に加入。 ファビオは茶まちゅげ隊だよ。 proof 2 for plug

FCアクセスカウンター

柴犬時計